
日本代表、決勝トーナメント進出おめでとう!これから本当のワールドカップの戦いが始まります。
今の日本代表にあまり期待していなかったので、この活躍には正直びっくりしています。
このチームの評価したい点は、
①岡田監督が「現実路線」の方針を固めたこと
②前を向いて仕掛けるプレイが見られること
③冷静に戦っていること
以上の3点です。
①の「現実路線」を具体的に言うと、まず、自分たちの理想のサッカーで勝てるほど日本は強くないと認めたこと。次に、強くない日本が勝つために「相手の良さを消す」プレイをすることに徹していること。選手起用については、小手先の技術や過去の実績よりも、精神的に強いファイターを選んでいることです。
②については、デンマーク戦でフリーキックによるゴールばかりが注目されますが、日本の選手がゴールを向いて「チャレンジ」しているからこそ相手のファウルを誘い、ゴールに結びついたと考えたほうがいいでしょう。
③については、試合後の監督・選手のコメントを聞いても、誰も浮かれていないのが印象的です。あくまで、一次リーグ突破は通過点でしかないという考え方です。彼らには高い目標があり、その目標に向かっていくプロセスを冷静に、着実に進めているという感覚なのでしょう。
日本代表の戦いぶりは、スポーツの世界だけでなく実社会でも何か示唆してくれるものがあると感じます。
日本代表は、自分たちを「強くない」と認めました。だからこそ、新しい戦術や知恵を思い切って取り入れることができました。もし、日本代表が「自分たちの理想のサッカー」にこだわりすぎたら結果は出なかったと思います。自分たちが強くないことを認めるのは、意外と難しいものです。しかし、駄目な自分を認めるからこそ、新しい知恵が生まれます。
はっきりいって、今の日本社会全体は強くない。韓国や中国に経済的に負けている。そこを認めて、ライバルにはできないこと、ライバルの強みを消すような新しい知恵を考える必要があると思います。
そして、失敗を恐れずに「チャレンジ」すること。何度でも再チャレンジできる環境を政治が作りだすことができれば、日本社会はもっと活性化するでしょう。
日本代表の選手起用は、人事・採用の部分にも共通するものがあります。出身大学や資格などの「小手先の技術や過去の実績」よりも、チームとして闘える意識の強い人材こそ本当に役に立つ人材であることがサッカーを通して証明されました。こういう、精神的にタフな人材は、高い目標に臆することなく、着実にプロセスを進めていくのでしょう。
日本代表の活躍は、日本社会にも勇気と知恵を与えてくれます。
決勝トーナメントからは一発勝負で必ず勝敗がつきます。たった一度のミスが命取りという世界になります。しかし、失うものは何もありません。チャレンジする姿勢をみせて、次のパラグアイ戦もがんばってください。
以上
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