
日本代表、素晴らしい闘いでした。
決勝点は、美しすぎるボレーシュートでしたね。
間違いなく全国のサッカー少年は、李忠成の真似をするでしょうね。
フリーなのに、トラップしないで無謀にボレーシュートして監督から怒られる小学生とか目に浮かぶようです。
ザッケローニ、やっぱりいい監督だったんですね。
岩政投入して、長友上げるなんて、いい采配ですよね。
凡人監督だと、岩政投入してそれで終わってしまって、守備にバランスが傾いて、攻撃できなくなってしまうところですけど、スタミナのある長友を信頼しての采配だったんですかね。さすがです。
そして、韓国戦の反省をしたんでしょうね。ゴール前に引きすぎない守備、相手を自由にさせないマークは素晴らしかったと思います。
選手の成長、結果、自信と収穫の多いアジアカップでした。
この次に、この若い日本代表に欲しい経験は、「手痛い敗北」でしょう。
ちょっとしたミスで、敗北につながることを知る。
技術、体格で上回る選手と対決して、自分達に何が足らないのかを知る。
どうすれば、そういう相手と互角に戦えるようになるのか考える。
アジアでは経験できなかったことを、招待出場の南米選手権で経験して欲しいと思います。
まぁ、ほめてあげたいことは、たくさんあるんですが、ちょっと切り口をかえてみて、
「日本経済は、サッカー日本代表から、学びやがれ!」
という感じで話してみたいと思います。
日本代表から学んで欲しいこと。
その1 「若手に経験をさせやがれ!」
今回の日本代表は、若かったですね。そして、監督は積極的に若い選手を起用しましたね。
若手と対話すること、経験させること、見守ること(=我慢すること)
これは大事なことです。
短期的な成果だけしか考えていないと、ベテラン、即戦力の起用に傾きがちです。
しかし、それは、組織の活性化、将来性を失うことにもつながります。
オーストラリア代表をみてください。経験豊富なベテランを並べたものの、明らかに世代交代に失敗しています。おそらく、数年後のオーストラリア代表は苦戦が予想されます。
ちなみに、サッカー界のトレンドは、「育成」に傾いています。ワールドカップでスペインが優勝したのは、「育成」に力を入れた結果だと言われています。
日本企業は、若手を育てるという気持ちを忘れてやしませんかね。
大学生が悪いのか、企業が悪いの分かりませんが、就職率悪すぎます。そして、就職後3年以内の退職も多すぎます。
即戦力の採用だけが、大事なんでしょうか?将来性を採用してみませんか。
そして、若手に経験させてみませんか?失敗させてみませんか?
(まぁ、同じようなことを大学生にも言いたいです。大企業での安定ばかり考えないで、中小企業でいろんな経験と失敗をしてみろ、って。)
経済でもアジアの頂点に立ちたいなら、「育てる」ことに目を向けましょう。
その2 「常に工夫をしやがれ!」
アジアカップ決勝戦を見ていて、ザッケローニ監督は素晴らしい采配・選手起用(=工夫)をしました。
(これに応えた選手たちもすばらしい。)
対して、オーストラリアはどうだったか。私は相手チームなのに、「どうして、オーストラリアは、ボールを放り込む攻撃しかしないのだろう。もっと、攻撃を工夫すればいいのに・・・」と思っていました。
工夫をしない、バリエーションの少ないオーストラリアの攻撃は、見ていてあまり怖くなかったですね。
オーストラリアが、空中戦だけでなく、日本守備陣の背後に選手を走り込ませたり、中央からショートパスで攻めてきたりしたら、日本の守備陣はおそらく持ちこたえられなかったと思います。
(こういう様々な攻撃のバリエーションは、ドイツが上手いんですよ。)
なぜ、オーストラリアが工夫をしなかったのか?
それは、オーストラリアが日本代表をなめていたから。自分達は体格でも経験でも優れていると思っていて、「今まで通りの戦い方で大丈夫だ」と思っていたからでしょう。
それに対して、日本はオーストラリアを格上の相手と認識して、それに対して対策をとった。工夫をした。選手個人の能力では劣っていても、チームとして勝利できた。そういうことなんだと思います。
日本経済(政府の経済政策も含め)は、アジアの中で「今まで通りの戦い方で大丈夫だ」と思っていないでしょうか。韓国、中国、インドの経済分野での戦い方は、積極的だし、工夫をしています。
聞いた話ですが、日本の家電製品は日本仕様のまま輸出するのに対し、韓国の家電製品は輸出相手国の仕様に合わせて生産し、輸出するのだそうです。
これほど大きな話でなくても、工夫することを忘れたところに、発展はないのだと思います。
私たちは工夫や大胆な采配を忘れてはいないでしょうか。かつての日本のように、勇気を持って行動することでしか、閉塞した現状は打破できません。
というわけで、サッカー日本代表を応援しながら、勇気をもらうことができました。
(これだから、国際試合はいいよね。)
ありがとう、日本代表!
以上
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